神が人間と万物を奪い返す摂理 - 復帰の摂理

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神が人間と万物を奪い返す摂理

天地創造は未完了

神の天地創造において、人間の創造は最終段階で、最も重要なプロセスでした。それは、人間自らが自分の力で成長することにより、人間の創造が成し遂げられ、神の天地創造が完結するはずでした。その意味で、神の天地創造はまだ終わっていないのです。


復帰の摂理

神は、天地創造に人間も加担したという条件のもと、人間に我が子としての地位を与え、被造物すべてを我が子に与える摂理をされたのです。そのため、神ですら干渉できない天地創造の責任分担とその期間を人間に与えたのです。

神は絶対な方なので、神の天地創造も絶対です。天地創造の途中段階で投げ出すことはできません。サタンに奪われてしまった我が子を奪い返すことが、神の「救い」の摂理です。

サタンのものになってしまった人間を奪い返し、堕落する前の状態に戻す摂理です。そして、人間は本来の姿で再び成長し、完成することにより、神の摂理(天地創造)が完結します。そのため、救いの摂理は、人間がサタン世界から神の世界に帰る摂理「復帰の摂理」といわれています。


神の摂理は一人の人物から始まる

神は、サタンの世界から、人間を選び出し、そこから救いの摂理を始めました。摂理はアダムの家庭からすでに始まっていましたが、摂理が顕現したのは、ノアの洪水でしょう。神はノアを選び出し、他の罪悪世界をすべて滅ぼしてしまったのです。しかし、ノアのときは、次男ハムの犯罪により神の摂理は頓挫。その後、アブラハム・イサク・ヤコブのときに家庭レベルでの基盤をつくることに成功します。アブラハムの子孫は増え続け、氏族から民族レベルへと摂理の範囲(神の版図)が広がります。今でも、アブラハムはイスラエル民族の祖父とされ、イスラエル民族(ユダヤ民族)は神から選ばれた選民という意識を持っています。


神の摂理は世界レベルへ

さらに、モーセ、ソロモン、イエス・・・と続き、イエス以降は、ユダヤ民族に代わり、キリスト教を中心として、世界的なレベルで摂理が展開されています。神の摂理はサタン世界から、人間と万物(土地や財物など)を奪い返すことです。人類の歴史は闘争の歴史といわれますが、これは神がサタン世界から、人間と被造世界(土地や財物など)を争い返す摂理が進められているために起こっているといわれています。



〔参考・引用〕
世界基督教統一神霊協会「原理講論」