聖書と歴史の学習館

創造原理神の神性をいかに知るか

Claude Monet with a palette in his atelier

さまざまなロボットが開発され話題になっています。 特に、日本はロボット大国で、世界の中でも最先端の技術が駆使されて精工なロボットが開発されています。産業用ロボットや家庭用ロボット、エンタテインメントロボットなど...それぞれのロボットは目的を持ってつくられています。 ロボットには、メーカ企業の技術や知恵、想いなどが詰まっています。 実際にロボットが働いている場を見たり、接したり、使ってみることにより、 メーカ企業の目に見えない想い、知恵、技術の高さやなどを実感することができるでしょう。

aibo開発プロジェクトのミッションは愛情の対象となる商品をつくることでした。感動や愛情、思い出が詰まった存在になって欲しいという想いが込められています。そして、耳、眼、鼻、腰、しっぽ、脚などをの動きに「生命感」と「心」を表現すべく高度な技術が駆使されています。(写真:ソニーホームページニュースリリース - 2017.11.1より)

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神の存在

人間型のロボット(ヒューマノイド)も、しばしば見掛けるようになりました。人工知能との融合により、人間と会話をしたり、相手の表情などから感情を読み取ったりすることのできるロボットです。

観光客に道案内をする人型ロボット(日立製作所)

しかし、現在の最先端の技術を駆使しても、人間レベルのスムーズな手足の動き、目の動き、体内の組織などは真似できません。人間の誕生は「進化の偶然の賜物」ともいわれますが、ロボットですら、精工な技術や知恵が集結しないとできないのに、ロボットよりも高度な人間が、自然界の中で何の目的もなく偶然に誕生するものなのでしょうか。

やはりその背景には、人間を超えた高度な技術を保有する知的な存在、すなわち、神が存在し、何らかの目的を持って人間を創られたと考えられるのではないでしょうか。


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聖書における神

もし、神が存在するなら、どのような方なのでしょうか。旧約聖書の冒頭には、

はじめに神は天と地とを創造された。(創世記/1章1節)

と記録されています。聖書の中では神は天地を創造された創造主です。しかし、神は私たちの目で見ることができません。そこで、新約聖書の中に


世界が造られたときから、目に見えない神の性質、つまり神の永遠の力と神性は被造物に現れており、これを通して神を知ることができる。(ローマの信徒への手紙/1章20節)

と記録されています。神はどのような方なのか、神の神性は、この被造世界に現れているというのです。つまり、自然界や宇宙を探求することにより神を知ることができるということです。

例えば、友人のことを知ろうとするとき、会ってコミュニケーションをとればよいのですが、すでにこの世を去って、会うことも見ることもできない人のことを知るためにはどうすればよいのでしょうか。それは、本人の残した日記や作ったもの(作品)などを調べることが常套手段です。調べるほど、その人の考え、想い・主張、心情、性格などの「人となり」が見えてきます。つまり、作品を見ると、作者が見えてくるのと同様に、神の創造された作品(自然界や宇宙)を探求すれば、作者である神が見えてくるのです。


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生物界を観察すると

上記のとおり、聖書には、神が創造された被造物の中に神性が現れていると説いています。例えば、生物界を観ると、人間は男性と女性、動物は雄と雌、花は雄しべと雌しべなど、性別があります。そして、それぞれのペアが一つとなって生命活動を営んでいます。

聖書の創世記には次の聖句が記録されています。

神は自分のかたちに人を創造された。すなわち、神のかたちに創造し、男と女とに創造された。(創世記1章27節)

つまり、神様の形状どおりに人間をつくり、一男一女をつくられたというのです。この聖句より、神様は男性と女性を合わせた方ではないかと推察されます。

同様の考え方は、東洋哲学の中心である易学(儒教や道教)の根本原理にも見られます。易学では、宇宙の根源は太極(無極)であり、太極から陽と陰が生成されたと説いています。つまり、易学では、太極が神に相当しています。

以上のように、もし神がこの世界を創造されたなら、宇宙や自然界を観察・探求することにより、神の姿(様相)が見えてくるのです。