メシヤとして降臨されたイエスの目的

こちらは「前の記事からの続き」です

メシヤの使命と現代人の使命

「親の心子知らず」ということわざがあります。親の子に対する深い愛情は子どもにはなかなか伝わらず、子どもは勝手気ままにふるまいます。そして、子どもが親になってみて、はじめてその愛情がわかり、親に対して感謝の気持ちを抱くようになります。


キリスト教でいう「罪」とは

イエスは、神は親(父)であり、人間は神の子女として創造されたことを説かれました。堕落してしまった人間は、神の愛や心情がわからず、勝手気ままに行動します。「罪」をキリスト教的に定義すれば、「神(親)の思いに反する行為」といえます。神を悲しませる行為が「罪」です。その観点では、私たち人間は知らない間に罪を犯してしまっているのです。


復帰された人間とは

では、人間はなぜ、罪を犯すのでしょうか。それは親である神の心情がわからないからです。神様の心情がわかれば、罪を犯すようなことはしません。神様の悲しみが自分の悲しみになるからです。

神の気持ちが完全にわかるようになったとき、神と心情一体化した人間となります。ちょうど、子どもが親になり、親の気持ちがわかるようになったときと同じです。堕落してしまった人間は、霊的な感覚が鈍り、神の心情がわからなくなってしまいました。神の心情がわかるようになった(本来の)人間が「復帰された人間」です。


メシヤの使命は神の国の実現

神の国(地上天国)とは、神の心情がわかるようになった復帰された人間(創造本然の人間)がつくる世界です。

メシヤとして降臨されたイエスの目的は「神の国(地上天国)」を実現することでした。「神の国(地上天国)」と表現するとファンタジックな印象を受けますが、具体的には「平和な世界」のことです。


神の国は、神の血統を持つ人間がつくる世界

天地創造直後の世界は神の国(地上天国)でした。人間が堕落することにより、サタンの国(地上地獄)が築かれてしまったのです。ゆえに地上地獄は、原罪を持つ人間自身がつくった世界です。地上天国とは、原罪のない人間がつくる世界です。

ところで、原罪は人間始祖の誤った性行為により、遺伝的に全人類が負っています。原罪の本質は「サタンの血統」です。サタンの血統を持つ人間がつくる世界が地上地獄で、神の血統を持つ人間がつくる世界が地上天国(神の国)です。


現代人の使命は血統転換すること

メシヤの使命は、人間を血統転換することです。つまり、サタンの血統から神の血統へ転換することです。人間の原罪を清算し、人間を神の国の国民とならしめることです。地上地獄を地上天国に復帰するためには、その国民である人間が、創造本然の状態に復帰されなければならないのです。

神の摂理からみれば、現代人の第一の使命は、メシヤに出会い、血統転換することといえます。