新しい真理の使命 - 神話ではなく、現代人でも理解できる理念

こちらは「前の記事」からの続きです

新しい真理の使命

こちらは前の記事からの続きです。


それでは、新しい真理が現れたとするならば、それはどのような内容であるべきでしょうか。

人間は矛盾状態(破滅状態)にあり、それが「堕落」と表現することをこれまで論じてきました。

新しい真理は、その堕落状態から、本来の状態に戻すべき方法(人間の復帰の方法)が示されていなければなりません。その内容について、ここで壊れたテレビを例に考えてみます。


本来の状態を知る

壊れたテレビを修理しようとしたら、そもそも本来のテレビとはどういうものなのかを知らなければなりません。本来の状態を知らずにもとの正常なテレビに戻すことはできないからです。

新しい真理は、人間の本来の姿をはっきりと示す内容でなければなりません。

私たち人間が今堕落しているというのなら、本来の人間はどういうものなのかを示す必要があるのです。例えば、死んだらどうなるのか、この広大な宇宙の中で私が存在している意義(※)は何かあるのか、何のために人間は存在しているかなどです。

※人間は誰でも「あなたの存在は無意味ですよ」などと言われたら、不愉快になります。しかし、大切にされると嬉しい気持ちになります。このことは、人間には何か価値があるという証拠ではないでしょうか。


壊れた原因を知る

壊れたテレビを修理しようとしたら、何が原因で故障したのかを知る必要もあります。 故障の原因がわからずに、正常に戻しても、その原因を解決しない限りは、再び故障してしまう可能性があります。 故障の原因を突き止め、故障の原因を解決しておく必要があります。

新しい真理は、人間は、何が原因で堕落してしまったのかを示す内容でなければなりません。神話の中で何かを喩えたような失敗談ではなく、現代人でも納得できるような、具体的な堕落の原因を明らかにする必要があります。


修理方法を知る

正常なテレビの状態と故障の原因がわかっても修理方法を知らなければ、修理できません。

新しい真理は堕落した人間は、どうすれば本来の状況に戻れるのか(復帰できるのか)を示す内容でなければなりません。

DIVINE PRINCIPLE ▼
したがって、その新しい真理は、堕落人間が、その創造本然の人間へと帰っていくことができるように、神が人間をはじめとして、この被造世界を創造されたその目的はいったい何であったかということを教え、復帰過程の途上にある堕落人間の究極的な目的が、いったい何であるかということを知らしめるものでなければならない。また、人間は果たして聖書に書かれているように、文字どおり、善悪を知る木の果を取って食べることによって堕落したのであろうか、それとも、もしそうでないとすれば、堕落の原因はいったいどこにあったのであろうか。完全無欠であるはずの神が、いったいどうして堕落の可能性のある人間を創造され、全知全能の神が、彼らが堕落するということを知っていながら、どうしてそれを食い止めることができなかったのか。また神はなぜその創造の権能によって、一時に罪悪人間を救うことができないのであろうか等々、実に、長い歴史の期間を通じて思索する人々の心を悩ませてきたあらゆる問題が、完全に解かれなければならないのである。

原理講論「総序」



〔参考・引用〕
世界平和統一家庭連合「原理講論」/倉原克直氏「総序」