ヤコブとエソウの和解

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ヤコブとエソウの和解

ヤコブとエソウの和解

天使と格闘した次の日、いよいよヤコブは兄エソウと再会する時がやってきました。しかし、エソウはヤコブを殺そうと待ち構えているかも知れません。20年前、ヤコブが兄エソウから長子の権限と長子の祝福を奪ったからです。

ところが、いざ会ってみると、エソウは、怒ってはいませんでした。昔のことはすっかり忘れて、再会を喜んでくれました。エサウはヤコブが準備した贈り物を始めは辞退しましたが、結局は、喜んで受けました。

過去のわだかまりを清算し、2人の兄弟は、和解したのです。

ヤコブとエソウの和解 
フランチェスコ・アイエツ 1844年製作<br />トジオ・マルティネンゴ絵画館 イタリア

ヤコブとエソウの和解  フランチェスコ・アイエツ 1844年製作
トジオ・マルティネンゴ絵画館 イタリア

ヤコブが目を上げると、エサウが四百人の者を引き連れて来るのが見えた。ヤコブは子供たちをそれぞれ、レアとラケルと二人の側女とに分け、側女とその子供たちを前に、レアとその子供たちをその後に、ラケルとヨセフを最後に置いた。ヤコブはそれから、先頭に進み出て、兄のもとに着くまでに七度地にひれ伏した。エサウは走って来てヤコブを迎え、抱き締め、首を抱えて口づけし、共に泣いた。

旧約聖書/創世記33章1節~4節
©日本聖書協会/旧約聖書 新共同訳

その後、ヤコブはカナンの故郷のシケムという町で、天幕を張って住み着くことになりました。



〔参考・引用〕
日本聖書教会「旧約聖書(新共同訳/口語訳)」/新日本聖書刊行会「新改訳聖書第三版」/河出書房新社「図説 聖書物語 旧約篇」/wikipedia