霊界 死後の世界 臨死体験

霊界(死後の世界)の存在

霊界の存在を信じることは難しい

私たちは、しばしば「人間が死んでも、霊魂は滅びずに、あの世で永遠に生きる」と言います。しかし、霊魂も霊界も目に見えないため、多くの人にとって信じ難いことと思います。霊魂や霊界は、死んでみないとわかりませんし、ほとんどの人は先祖や霊人と交流した体験がないからです。


自然界には見える部分と見えない部分がある

アインシュタインの写真

アインシュタイン
(1879 - 1955)

20世紀最大の理論物理学者といわれるアインシュタインは、何の疑いもなく、「霊の世界」を信じていたようです。彼は次のように語っています。

「私たちのいる地上を去っていった者たち(死者)は、私たちから遠く離れているのではない。ただ私たちとは異なった周波数帯において存在しているだけである。」

アインシュタインは、理論の中でいくつかの目に見えない存在を予言しています。しかし、当時の科学技術では検証することができず、後の時代に実験や観測により実証されています。例えば、「重力波」と呼ばれる物理的現象は、1916年に予言され、ちょうど100年を経た2016年2月にようやく検出に成功しました。霊界の存在も科学的に実証できる時代が到来するかも知れません。

ところで、この世界には、「不可視的な(目に見えない)部分」と「可視的な(目に見える)部分」があります。例えば、人間には、目に見えない「心」があり、目に見える「体」があります。植物や動物を見ても、目に見えない「本能」があり、目に見える「体」があります。物質の世界を見ても、目に見えない「性質」の部分があり、固体や液体、気体など目に見える「形」に相当する部分があります。

このように見ると、目に見えない世界(霊界)と目に見える世界(この世)があると考えられないでしょうか。


名探偵ホームズと心霊・霊界

コナン・ドイルの写真

コナン・ドイル
(1859 - 1930)

名探偵ホームズの生みの親であるコナン・ドイルが生きた時代は、イギリスで心霊ブームが起きていました。それに便乗して、マジック(手品)で心霊現象らしきことを見せる人も少なくありませんでした。そのような偽りの心霊現象の多くは、暴かれるか、後に本人が嘘であることを告白しています。しかし、論理的に説明できない心霊現象も多く残っていました。

コナン・ドイルは、死後の世界や心霊や魂は論理的にあり得ないと考えていました。そして、34歳のときに、心霊現象のトリックを解明すべく、心霊現象研究協会(※)に入会。膨大な資料を入手して、自分自身で研究を始めます。しかし、いくら研究を進めても、トリックを見つけることができませんでした。逆に、知れば知るほど、論理的には説明できない現象が世界各地で起きていることを知り、心霊を否定できなくなっていきます。

61歳になると、コナン・ドイルは、死後の世界(霊界)を語る講演旅行に力を注ぎ、死者は霊界で生きていることを人々に主張しました。そして、残された人生を心霊の研究や啓蒙活動に捧げることに決意したことを語りました。

※心霊現象研究協会(SPR)…心霊現象や超常現象の真相を究明するための科学的研究を促進するための団体。1882年にケンブリッジ大学トリニティ・カレッジ内で心霊主義に関心のあった三人の学寮長によって設立された世界初の本格的な心霊研究機関(wikipediaより)。